キャッシュレス決済を始めて気づいた4つの変化

先日ニュースを見ていたら、日本でキャッシュレス決済の利用率がはじめて30%を越えたとのこと。

日本でもやっと広まってきたキャッシュレス。
PayPay、モバイルPASMO、iD、QUICPayなど種類も豊富、使えるお店も増えてきましたね。

とはいえ、まだ全体の約3割。
使えるところもまだ少なければキャッシュレスにまだ関心がないという方も多くいる事でしょう。
現金主義なので大丈夫
良いのは分かるけど具体的に何がいいの?」
キャッシュレス始めてみたけど今一つ馴染まんわ
とモヤッとしている人にキャッシュレスを検討してほしいなと思って纏めてみました。

かくいう私はキャッシュレスを始めて4年ほどが経ちました。
今では「無くてはならない!」なんて大袈裟に言えるほど生活に馴染んでいます。

では、キャッシュレスを始めて何が変わったのか?4つの変化を紹介します。

今回の情報がキャッシュレスに興味ある人の役立つ情報として一つでもあれば何よりです。

キャッシュレスで変わる4つのこと

買い物の会計がとっても楽になる

キャッシュレスという言葉どおり現金を使わないで会計が出来るようになります。

レジで財布の出し入れ、小銭を数えたりする手間もなくスマホ1つで支払いが終わるので会計がスムーズになり買い物がとても楽です。

スマホの他にクレジットカードを使うとなると財布必要じゃない?と思うところですが、この部分は後述する「財布を持たなくなった」で更に掘り下げていきます。

ポイント還元で普段の買い物が得になった

キャッシュレスサービスの中には購入金額の何%かをポイント還元する仕組みがあります。

一例ですが、筆者が利用しているキャッシュレスの一つに”d払い”があります。
d払いは200円毎に1ポイント、更にNTTドコモが提供するdカードを決済に利用することで100円ごとに1ポイント付与される仕組みです。
付与されるポイントはdポイント、貯まったポイントを提携店で1ポイントあたり1円として利用出来ます。

普段の買い物でポイントが貯まる、現金と変わらない価格を支払って還元があるとなれば使わない理由はありません。

他のサービスでも利用額に応じたポイント還元やキャッシュバックがあり、同じ金額を現金で払うよりも得をすることが分かります。

接触機会が減って衛生面でのストレスが減った

2020年から連日のように報道されていた感染症の問題もキャッシュレスに影響を与えました。
(基本的対策を行っているお店、従業員の方を否定する意図はなく世の中のスタンスに準じた考え方です)

行動規制の緩和など日常に戻りつつもありますが、今なお無用な感染リスクは減らしたいところ。買い物での支払いもその一つで現金払いの場合だと現金の受け渡しで生じる接触を気にされる方もいらっしゃると思います。
キャッシュレス決済の場合は自分のスマホのみ操作して支払いが完了することがほとんどなので気になる人との接触を減らすことができます。

また最近増えてきたセルフレジやキャッシュレス専用レジもあるのでキャッシュレスを導入する事で利用もしやすくなります。

日常で財布を持たなくなった

現金を使う機会がめっきり減って不要になったモノ。
それは財布です。

現金を使わないため大きな財布を持つことがなくなりました。
筆者の場合はカードケースを使用しています。入れているものはクレジットカードと免許証の2枚、緊急用に紙幣を数枚入れて完了です。

現金がいらないとはいえ状況によっては必要な場面もあります。(好きなお店がまだ現金のみだったなど)そんな時の為に最低限持ち歩く必要はありますが、今までのような大きな財布はもう必要ありません。

キャッシュレスにして不便なことはあるのか?

結論、日々の生活で不便に感じることはありません。
ただ全く困っていないかといえばそうではなく工夫や予め考慮しておくべきこともあると思い、大きく2つの事を挙げていきます。

キャッシュレス決済に対する店側の対応

不便だなと感じるのはキャッシュレスが使えないお店がまだまだ存在する点です。
多くのお店でキャッシュレスサービスの導入が進んでいますが、やはり現金のみというお店もまだまだあります。

キャッシュレスを導入するにも店側の準備もあるため今すぐ変われとはいえません。大好きなラーメン屋さんはほとんどのお店で現金の券売機だけど、大好きだからこそ許せます。

個人店の飲食店などではまだまだ現金主義のお店も多くこれからどの様にしてキャッシュレスサービスを進めていくのか各事業者にも期待したいところです。

スマホに依存するリスク

もう一つ、キャッシュレスをするにあたって不便な部分を考えるとそれはスマホに依存しているという点です。

スマホ一つで完結する便利なキャッシュレスサービス、裏を返せばスマホが使えないと何もできない状態になりうるということです。

例えば、電波障害が発生した場合やスマホのバッテリーが切れた、故障した場合などが考えられます。
通信インフラが充実している日本でもここ何年かで大規模の通信障害は何度か起きています。(2022年7月も起きて2日間に亘って影響しましたよね)

バッテリーに関してはモバイルバッテリー、通信障害にはサブ回線を契約するなど回避方法もあります。
この点についてはまた別の機会で掘り下げます。

キャッシュレスが使えない時の備え

通信障害やスマホが使えないに状況になった時のことを想定して最低限の準備をしておくことは大事なことです。
私の場合となりますが、備えていることを紹介していきます。

最低限の持ち物

  • 身分証明書
  • クレジットカード1枚
  • 現金(¥11,000)

この3つを私は所持しています。

身分証明書はいざという時のため免許証を、クレジットカードは支払いに利用することもあるのでどちらも必須です。

最後の現金はキャッシュレス非対応のお店ということも想定していますが、あくまで緊急用です。
万が一、スマホの故障で一切使えないなどのトラブルの時にはやはり現金がものを言います。
持ち歩く金額は¥11000です。急な出費も¥10,000あれば足りる、自動販売機など1,000円札しか使えない場面に備えています。

– 最後に –

キャッシュレスを使う事で変わる事、不便に感じる可能性を記してきました。

改めて考えを纏めて変わる事4つを紹介しました。

ポイント還元があるサービスを活用すれば普段の買い物でオマケが付くわけで、現金より便利なのは確かです。

大きい財布はいらない、無駄な接触機会を減らすなど生活スタイルの変化も可能にするキャッシュレス決済。
単にお得なるだけではないキャッシュレス決済は使うか使わないかといえば使う方が多くのメリットを感じます。

一方で不便に感じる点も挙げましたが、持ち物など備えておけば困ることはありません。

いきなりキャッシュレスだけの生活にするのは不安な方も多いと思います。まずはキャッシュレス決済と今までの支払い方法を併用することからでいいと思います。使えるお店を調べながらキャッシュレスが使える所は使ってみて便利だと感じられたらいいと思います。

とはいえ、現金を扱うことが減るのは世の中の流れです。
スマホやデジタル化という言葉も増え、そこを軸にした新しいサービスや制度が増えています。キャッシュレスを ”してる人” と ”してない人” で得する部分に差も生まれてくるでしょう。

興味を持たれた方はキャッシュレス決済の導入をぜひ検討してみてください。

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